冠嶽山 鎮国寺頂峯院 冠嶽山 鎮国寺頂峯院 冠嶽(かんむりだけ)は、秦の徐福来山以降二千年余の歴史を有する薩摩屈指の霊山です。用明天皇 (聖徳太子御父君)の御代、蘇我馬子は勅願により紀州熊野権現を当山に勧請し、その別当寺として興隆寺を建立しました。平安時代、阿子丸仙人が天台宗となし、室町時代勅を受け名僧宗寿法印が京都東寺より下るに及んで、真言宗鎭國寺頂峯院(ちんごくじ ちょうぼいん)と改められました。藩主島津家歴代の信仰も厚く、寺運は大いに高まった方と伝えられますが、明治の廃佛毀釈以後その全容を知ることは困難となっていました。昭和五十八年、現山主村井宏彰師が入山。山麓に結ばれた葉衣菴に百年ぶりに法灯が灯されました。同六十一年には宗教法人として認可。平成元年大師堂が落慶し、その後黄不動堂、熊野薬師堂、庫裡と漸次建立され現在に至っております。 電話番号0996-21-2255住所〒896-8691鹿児島県いちき串木野市生福7647WEB ジャンル 史跡・歴史 駐車場 あり 関連記事: 中国風庭園冠嶽園 冠岳展望公園(日本一の徐福石像) 蘇鉄(旧冠岳小学校)